※再掲記事です
334: 彼氏いない歴774年 2013/12/14(土) 16:47:06.48 ID:36Ui6QLr
もうウン十年前の事だけれども

地元はど田舎で、小中は公立しかなかった。ウチの小学校と隣の学区の小学校3つは、自動的に同じ中学校に進学すると決まっていた。
中学進学して新学期の初日、男子はどの小学校出身の子もすぐに打ち解けてワイワイやっていた。
女子はお互い様子を探りながら、同じ出身校の子とコソコソ話していた。
男子集団が女子の容姿のランキング付けをはじめた。
隣の学区から来た男子が私を指差して、教室中に響き渡るような声で「なにアイツ!気持ちわりー」と言った。
わたしは聞こえないふりをして黙ってうつむいていた。きっとこれから他の男子も同調して私を馬鹿にするんだろうなと思った。
これからの中学生活が恐怖のように思えた。
そのとき、私と同じ出身校の男子が「でもアイツ頭いーよ、ときどき面白いし」と言った。
私を指差した男子は「ふーん」といって、それ以上何も言わなかった。男子集団の話題は他にそれて行った。
私は話題が私からそれたことに安堵しながら俯いたままだった。
当時からデブスだったし、かといってピエロにもなりきれないし、小学校の頃にキョロ充の八つ当たりターゲットになりかけたこともあった。
新学期のあの日、私はせめて攻撃対象ではなく、空気みたいな存在になりたいと思っていた。
ところが、中学で男子からも女子からも攻撃対象になることはなかった。
初恋とかそういうのとは無縁だったが、部活やって、文化祭とかもめいっぱい参加した。
デブスの私が中学生活を楽しめたのは、あの時話題をそらしてくれた男子のおかげだと思っている。
彼はその後典型的なヤンキーになって、ほとんど会話することもなかったけれど、あの時のお礼を言っておけばよかった。どんだけ救われたか。

三十路に入って嫌なこと続きで、こんなときドラマとか小説だったら都合よくキーパーソン的な人が現れて方向転換すんだろうなー私にはそんな人生涯現われねー
と思っていたがよく思い出したら居たので書いてみた。駄文申し訳ない。

335: 彼氏いない歴774年 2013/12/15(日) 02:18:19.72 ID:BimBJI1U
良い話だ


引用元:kohada.2ch.net/test/read.cgi/wmotenai/1363052486/