引用元:あなたの心がなごむとき~もーじょこさん!出張所
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143: なーなしさん! 2014/08/04(月) 09:03:31 ID:
田舎の猫昔話をひとつ。

子供の頃、家で飼ってたキジブチにゃんこ。
人懐っこくて愛想も良くて可愛い我が家のアイドル猫。
外に散歩に行くわりには不思議と喧嘩の傷も無く綺麗な美猫でした。
散歩に満足するか、家の近くに居る時に呼ぶと帰ってくる。
ある冬の日、幼かった自分は家族と喧嘩して家を飛び出した。
子供の足で遠くまで行けるわけもなく、すぐ近所の神社にコッソリ隠れて泣いてた。
夜の暗闇が何時間にも感じた頃、どこからともなく鈴の音が・・・
 (チリンチリン チリンチリン)
「えっ。何これ?真冬のお化け!?ユーレイ!?」と怖くなり固まってたら
ふっとよぎる白い影が...

・・・うん。
うちの猫だったよね・・・ww
そういえば貴女、鈴付きの首輪だったねw
「にゃーん♪(・ω・) 」じゃないわよ!
貴女私が家を出る時は家の中に居たよね!?
猫もこっちに気付いてひょいっと登ってきて、隣にちょこんと座った。
もふもふしたら暖かさに安心して更に泣いた。
しばらくしても隣を動こうとしないから、
そのまま猫を抱っこして家まで帰ったら私を探しに出かけてた父にものすごく叱られた。
母はのほほんとしてたw
翌日自分は風邪をひいて肺炎になりかけたけど今はすっかり丈夫になったもんだw

後で母に聞いたけど、
私が家を飛び出した後に猫が外に出たがって暴れたから窓を開けたらしい。
偶然なのか猫の散歩コースだったのかは猫のみぞ知るだけど、
きっと猫が迎えに来てくれたんだと今も信じてる(*´ω`*)