引用元:チラシの裏 2枚目
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809: なーなしさん! 2015/02/26(木) 22:10:35 ID:
私はバスが一週間に一本しか来ない車が必須の山奥に住んでいた。山奥を徐々に開拓して住宅街が作られた地域で、当時子どもはそれなりにいた。山奥なので小学校までは歩いて45分とまぁ歩ける距離だが、中学校までは2キロあるので自転車通学が許可されていた。子どもが多いといっても私が初めての中学生だったので、自転車で通学する時は珍しがって小学生が手を振ってくれることがあった。これが前提。

ある日の帰り道、私が漕ぐ自転車を追い掛けてくる小学生がいた。後ろを確認すると真顔で追い掛けてくる男の子。スピードを上げてもついてくるので、文句を言おうと自転車を降りると、小さな腕を差し出してきた。

男の子「あげる(`・ω・´)!!」

何事かと疑っていたら、男の子がゆっくり手のひらを開いた。手の平には萼ごと落ちたらしい梅がちょこんと乗っていた。これを渡すために追い掛けてきたらしい。呆気にとられながらもお礼を言って受け取ると、男の子は今でいうドヤ顔をしていた。それが面白くて、そのまま自転車を押して色んなことをお話しながら長い長い家までの道を帰った。小学校の先生の事や持久走大会が嫌だとか、中学校の事とか。中でも「これ(梅)はお姉ちゃん(私)にあげようと思ってた!」、という言葉はよく覚えている。男の子がどうして私に梅を渡そうと思っていたのか分からないけど、あの子は梅をみるたびに私を探していたのかしらと思うと今でもほっこりする。適当に言った可能性もあるけど(笑)

息子が落ちた梅を持ってきたときフラッシュバックしたX年前の記憶。梅がとても綺麗だったので、すこしでも春気分を味わってもらえると嬉しいです。

810: なーなしさん! 2015/02/27(金) 07:33:57 ID:
>>809
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