引用元:笑える修羅場、衝撃体験【お茶請けに】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1414925354/


155: 名無しさん@おーぷん 2015/05/09(土)11:54:01 ID:cPc
緞帳がゆっくり上がっていく時ってドキドキする。

大学入学式。
友達がおらず一人の私は、思ったより早く来すぎてしまい、壇上前最前列の席に着席した。
随分待ってやっと司会者が開始の合図をし、
館内が静かになったと思ったら、急に明かりが落とされ真っ暗に。
そして流れる「ツァストラゥスはかく語りき」

プァープァープァプァー↑(緞帳が揺れる)
デンドンデンドンデンドンデンドン…(リズムにのって緞帳が上がり出す)

そのまま音楽にのって最後の、
チャララー!チャーン!チャーーン!
で全開。
そして壇上には「ハ」の字の形で座る2人のおじいさん(?)

そこで司会者が開会からやっと二言目を発した内容は、
2人のおじいさんは大学学長と副学長だった。
最前列の大迫力で見てしまったので、私はポカーンとしたが、
他の人たちがどう思ったかはわからない。
大学入学式はそれしか覚えていない。
あと大学は地元民しか知らないようなF欄。

それから何年も経って、就職で地元を離れ都会へ引っ越し。
地元とは島も違う遠距離。

一人暮らしに慣れた頃に妹が結婚すると報告があった。
一応帰省して顔合わせの席には出席したけど、
その後の結婚式準備とか、そういう話は全く聞かず、
何も知らないまま結婚式当日を迎え、新婦姉としてそっと参加。
披露宴前の式も終わり、近しい親族なのに案内されるがまま披露宴の自席へ着く。

時間になり大きな照明が消され、司会者が「新郎新婦の入場です!」
の声とともに壮大な演歌調の曲が鳴り響く。
新婦親族席の向かいにある、最も遠い壁の下から光が漏れ始めた。
よく見たら壁じゃなくて緞帳だった。

緞帳が上がる毎に漏れてくる光とドライアイス。
BGMも相まって、八代亜紀みたいだなぁとか考えていた。

ある程度、幕が上がるとそこには紋付袴の新郎と、
大奥の御台所かと思わんばかりの姿をした妹が。
その姿のまま、夫婦2人で満遍なく練り歩き高砂に着席して、普通の披露宴のような流れに戻った。

劇以外の舞台で幕が上がる様子に出会ったのは、この2例だけだけれど、
演出に無駄に力が入るのはどこでも一緒なのか?
他の方も同じ経験があるかどうか知りたくもある。

156: 名無しさん@おーぷん 2015/05/09(土)12:15:14 ID:c1F
何が起こるかわからない期待のドキドキじゃないのか

157: 名無しさん@おーぷん 2015/05/09(土)17:47:20 ID:Xey
いや、なんかズコーっとなりそうなドキドキ