引用元:(小さい)悪事を働く喪女(`・ω・´)* in もーじょこさん!
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悪事の後の酒ってうめぇんだなwww
悪事をすると清清しいものだな!
俺はその赤ちゃんに対して、必殺の顔芸をかましてやったぜ!

189: なーなしさん! 2015/08/14(金) 10:47:43 ID:
セミの声も徐々に減ってきましたね・・・
そんなセミへの悪事を働いた思い出をふと振り返ってるぜ!
そんな俺は、エスカレーターで変顔をした165だ。

今から数年前、深夜のコンビ二で働いているとき。
夜中の1時を過ぎても、店内にはちらほらと数名のお客さんが。
『夏休みだからかぁ…』
そんなことを思いつつふと外を見ると、外に小学生くらいの男の子を発見!
しゃがみこんでギャン泣き!
『ったく、親は店内にいるのか?』
店内を見渡すが、それらしき人物は見当たらない。
「外に子供がいるから、俺ちょっと行って来るわ」
その子供に悪事(と書くとホントにイケナイコトをするヤツのようだ。笑)を働きに、一緒に組んで仕事をしていた大学生(男)にそう言うと、俺は外に出て子供のところへ。
自動ドアを出て左手のゴミ箱の先に男の子がいた…はずだったのだが、そこには男の子どころか誰もいない。
「あれ?帰ったのかな?」
そんなことを声に出していると、足元には一匹のセミがわずかに足を動かしていた。
『あ~、もう寿命なのか…』
セミを見つつふと思う。
『セミもこんなアスファルトの上じゃなく、せめて木とか土の上のほうが嬉しいもんだろうかな?日本人だったら畳の上で○にたいとか言うからな』
俺は何気なくそのセミを手に取り、隣の植え込みのある木の上にそのセミを置いてやった。
セミはわずかに動く足で木の感触を確かめるようにしていた。
『ま、これでいいだろ』
俺はきびすを返して、仕事に戻ろうとしたその時。
俺の背後で男の子がにっこりと笑いながら、

「ありがとう」

そんな声が聞こえた。
あれはなんだったのか、よくわからない。
誰の声だったのか?ただの幻聴か?
さっぱりわからないが、わかることはただ一つ。

悪事ってやってみると良いもんだぜ!