引用元: チラシの裏 4枚目
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507: なーなしさん! 2015/12/30(水) 22:03:44 ID:
この時期になると思い出す。友達と夜の水族館に行ったこと。
年甲斐もなく大はしゃぎしててその友達にはいまだに話のネタにされる。

展示を順に見ていってもう出口が見えるというところで、入り口入ってすぐの展示で餌やりの見学があるとの放送が入った。
再入場は自由だったけど、それを見に再入場すると閉館時間ぎりぎりになってしまうせいでほとんどの人はそのまま帰ってしまった。

私たちは再入場して餌やりを見に行った。
やっぱり私は大興奮してしまって周りが見えてなかったみたい。ほかに餌やりを見ていた親子たちはスタッフの誘導で入り口横のスタッフ用の通用口から帰ってしまったみたいで気づくと周りに誰もいなかった。
あわててスタッフさんを探して尋ねると、みんな通用口から帰ってしまったけど強制ではないから最後まで観ていってくれて構わないとのことだったので急ぎながらも友達ともう一周した。

いつもは人の多い空間なのに自分たち以外に誰もいなくて、半分屋外な水族館だからところどころ暗くって。
夜ってことと誰もいないってだけなのにへんに非現実で幻想的だった。
通路の明かりが消えているせいで、ミノカサゴに見入ってる友達の横顔が水槽からの明かりで青く照らされてるのがあんまり綺麗で一生忘れない光景なんだろうなって思った。

その友達が今の夫or妻ですって展開になれば素敵なんだけど、残念ながら二人とも女子で喪子なのです。