引用元:日本びいきの外人を見るとなんか和むスレ part003
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1447419131/


924: 名無しさん@おーぷん 2016/05/06(金)04:09:31 ID:mHv
3月の末と4月のゴールデンウィーク前、2回台湾に行ってきた。1人旅で好き勝手に観光して旨いもん食べただけだったので、大した和み話も無かったけど2つほど。

猴?(ホウトン)っていう、猫が沢山いることで有名な村に行った帰り。ここへは台鉄って日本のJRみたいな電車で行くんだが、50分くらい立ちっぱなしだった上に閑散とした鉱山の村を猫を求めて歩いて、もうクタクタ。
ホームの石のベンチでやれやれと休んでると、登山かハイキングみたいな格好をした3~4人の爺ちゃんズが。おっと、と思い立ち上がってベンチから離れると背後から、
爺ちゃん「ありがとう(*´∀`*)」
オレ「えっ、はっ?∑(゚Д゚)」
外国で急に日本語で話しかけられると焦るね。爺ちゃんズは60代後半くらいだったけど、台湾のお年寄りってホント日本語話せるんだな。それと何故オレが日本人だと判ったのか…。

925: 924 2016/05/06(金)04:40:06 ID:mHv
爺ちゃんズも日本人か? と一瞬思ったが、それ以外は中国語で喋ってたので、たぶん台湾人。

続いてその2。
2回目の台湾からの帰国の飛行機で。
その日は日本のゴールデンウィーク初日、週末というせいもあってか満席。台湾から日本旅行に向かう人も大勢いた。
オレの隣の青年もそんな台湾人(中国人?)らしく、日本までの3時間足らずのフライト中、ずっと日本語の勉強をしてた。B4サイズ、厚さ3センチくらいのでっかい漢字の参考書。
日本語と中国語、表記は同じだが意味が違うのはよくあること。「読めるけど意味がわからない!」って事態はお互いさまだろう。例えば台湾では駅のホームは「月台(ユエタイ)」って書くが、日本人が見たら「?」ってなるだろう。
青年の参考書は、日本だと小学校で習うような初級漢字が開いた2ページに1つ、大きく書かれた上で読み方と用例が載っていた。興味深いのが、漢字ごとにとにかくあらゆる読み方を網羅していたこと。
行の「あん」という読み(「行脚」とか)や、食の「じき」という読み(「悪食」とか)は、多分日本人でもあんまり使わないよなーと思いつつ…。日本旅行のために(違うかも知れんが)一生懸命勉強する青年に「楽しめると良いね」と心で呼びかけながらホンワカしたよ。