引用元:「相談・愚痴・ふと思ったこと・雑学など」を投稿するスレ
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1497398083/


※虫の話注意

174: 名無しさん@おーぷん 2017/06/20(火)08:16:25 ID:???
書き捨てです

この時期になると思い出すこと
私の田舎がY県でも僻地と呼ばれるところで、交通機関だとこんな具合の僻地。
新幹線の駅から路線バスで30~40分、温泉好きな人には有名な場所まで行って、そこから徒歩50分のところ。
当時は、連絡して親戚が駅まで迎えに来てくれていた。
アニメの「のんのんびより」なんて甘えという山里、8軒くらいの部落ね。藁葺きメイン、2軒は近代的建築。

到着すると決まって、夜は近くの道路に出るか部落の入口で大の字になって天体観測。
日中は裏の山に分け入って、貯水池近くで川エビ釣り等をしていた。
龍神様の祠があって、お菓子を供えて豊漁願ったり、時に脚がよろけて祠をずらして、お詫び参りとか。
不思議とマムシやヒルが多いと言われた割には実害無しの川エビ豊漁。
夕方は棚引く稲穂になりかけの田圃のあぜ道を歩いたり、家の横に流れる水路でオニヤンマを養蚕の輪っかで捕まえたり。
面白恐かったのは、客間の寝室がふすま一枚隔てて外で、明け方や深夜に山奥からにじり寄る足音に合わせて、虫の大合唱が突然静まりかえる、しかも足音は接近っていう
未だにトイレはボットン上等、B5サイズの便所紙、隣は牛が居るので臭い+夜はそこの灯りしかないので、ほぼ暗闇で用を足すスリリングな環境でした。

中学1年の時に婆ちゃんが、2年の時に爺ちゃんが亡くなったので、3年からは訪れることなくなった。
高校2年の時、部落の近くにダム建設が持ち上がって、退去命令。
大学決まった頃には、バス路線の終点である温泉地に移住、近代化建築の2軒は残っている形になった。
御縁のある土地なので…と思い、ダム工事中の大学2年時(2年前)、レンタカーも運転出来るようになったのでこっそり訪れることに。

田舎の家は取り壊されて木材が積まれている状態で、近くにあった気味悪いお墓も明るく整備(温泉地近くの寺に移動)されていた。
「強者どもが夢の跡」とよく言ったもので、脱力感と虚しさを感じた。
ここで何したな、蔵があったのはここ、と確認しながら、もう獣道になりそうな裏山の貯水池へ。
池の水は直接川に流されるようになったようで、落ちた葉っぱが池の跡を覆っていて、龍神様も無くなっていた。
遠くには、ダム工事をしている所と迂回路を建設している様子が見えた。

栄枯盛衰、風の前の塵に同じだなあ… と夕暮れに染まり始めた山道を引き返すことに。
すると、背後から呼び止める声がしたので、びっくりしながらも振り返ると、歩荷さん姿のイケジョがいた。
「○○(私の名前)君か、そろそろ来ると思っていました」と笑顔で近寄ってきた。
「えっ、そ、そうですけど…」と焦ったが、恐怖心とかはわかなかった。
「私はミヅハ△△(こんな名前)、これで心置きなく元の場所にいられます。色々な思い出、嬉しく思います」
「毎日のようにお菓子を供えてくれた御礼です」と言い、私の手に綺麗な水晶玉を握らせて、「それでは」とふっと消えた。

その水晶玉は身体に溶けて入る感覚で無くなったことに驚き。
未だにポルポルの「ありのままに起こったことを」で、あれは何だったのだろうと思う自分が居る。

179: 名無しさん@おーぷん 2017/06/20(火)12:19:59 ID:???
>>174
貴重な体験して羨ましいなあ
龍神様というより、水神様じゃない? ミヅハノメノカミだと思う
川えびは素揚げして塩パラが美味しいが、分かっている連中がいると揚げた横から食べて行くんだよなw
いい話だ。水神様も集落の皆に挨拶して元の所に戻ったものの、貴方みたいに都会からやってきて信心を向けた事がとても印象に残っていたんだろうね

189: 名無しさん@おーぷん 2017/06/20(火)13:45:34 ID:???
若いのにTOKIOみたいに貴重な体験しているよなあ >>174
俺も思い出したわ
藁葺き屋根、ボットン便所と牛舎のセット、朝夜の寒暖差が激しいので夏でも毛布、
深夜の虫の大合唱が謎の足音で一斉に鳴り止む
天体観測し放題、河原にでれば日によって血を吸う大きな蜂と小さな蜂が大量飛来で潜水艦にならなくてはいけなくなること、
目の前の県道がマイナーで、ツーリングの人が私たちを見掛けると手を振って走り去る、
移動販売自動車がやってくる… 今は昔だなあ

190: 名無しさん@おーぷん 2017/06/20(火)14:02:06 ID:???
>>174 >>189
僕のかつての実家は東北の山奥で僻地も僻地で、移動販売車もツーリングも来ないところだった
夏は涼しく、秋になって夕方になると山里すべてが黄金色に染まった
思い出したのは、冬になると毎年陸上自衛隊が雪中行軍してくることかな
集落の中がルートだったので、見付けたら途中(集落外れの神社)まで先導役していた
顔馴染みの子供といっても、神社に到着すると、隊長さんが整列させて敬礼し、僕たちは答礼して見送る形
僕の何人かはこれが胸を打ったようで自衛隊に志願して行った
後、もう2月とかになると人が隣の家に行くのも大変で2階から出入りした
その時期に「瞽女(ごぜ)さん」という集団が、集落の人たちが集まる所に来て、恐ろしいほど上手い三味線裁きを披露して行った
今、津軽とか三味線弾きがいるけれど、まだまだひよっこだ


※「ありのままに…」ではないですがポルナレフ繋がりでこの絵にしました。
※イラスト使い回しです。申し訳ございません