引用元:不思議体験について語るスレ1
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1395830865/


70: 名無しさん@おーぷん 2017/10/28(土)18:16:44 ID:???
不思議体験かあ
東日本大震災の時、私の実家の南相馬はとてつもない被害を受けた
幸運なのか家族誰一人脱落せずに、福島市内に移住という形になった
だけど、親戚の伯父さん一家は全滅、叔父さんは子供達が逃げ切れずと切なくなる展開だった
住めば都で2年も経過すると、同じ福島県内とあって実家の南相馬市が薄らに
その時、テレビやラジオで震災から2年経過しましたのダブルパンチで、実家を見に行きたくなった
東京からちょくちょく来てくれた兄が運転できるので、行けるところまで行こうと
実家はまだまだだけど、南相馬市内に入ると、「戦後の東京の焼け野原」みたいな光景に絶句

近くの神社を見付けて、兄と一緒にポカンとその光景をただただ見る時間が流れ、いつしか涙が溢れていた
そんな中、兄の方を振り返ると「漏れる」と言いながら神社の境内の影を探しに行く姿が
一気に雰囲気がなくなって「こいつ殺るしかない…」と思った時、気持ち良い風が海側から流れて来た
良い風と海の方に目を遣ると、一面瓦礫や倒木の中、人影があった

鎧に旗差物をした人が馬に乗っていて、私を見ると右腕を上げて気合いの入った良く通る声を上げて、華麗に海の方に駆けて行った
驚きよりも動揺で、兄の方を振り返って「ねえ、鎧武者が! 鎧武者が!」と叫んでいた
兄は怪訝な顔で出て来て、「誰もいっこないだろ、よく見ろよ」と笑ってやってくる
それで振り返ると誰もいない

車に乗り込んで神社を離れると兄が一言
「用足したあそこさ、相馬野馬追の出発地点の一つなんだってな」
その言葉に、心に熱い物がわき出てきた
そう勇気と希望をもらった感じかしたエピソードです