引用元:うっかり萌えた父親のエピソード 12
http://kohada.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1337005567/


2018-1-14-3
24: おさかなくわえた名無しさん 2012/10/01(月) 21:45:10.26 ID:2ezcy8GR
昨日は台風だった。私は近畿圏に住んでいるため昼過ぎには暴風域に入るから
出かけるならば午前中でないと電車は止まると予想し、朝から出かける予定にしていた。
しかし、夜更かしがたたって寝過してしまい起きたらなんと11時を過ぎていた。
いつもならば諦めて後日にするのだが今回の用事は友だちへのプレゼント(お守り)を
買いに行くことであったため日程変更はできなかった。
外を見るとやや強めの風と細かい雨が降っていた。
行きは何とか大丈夫そうだが帰りは電車が止まるかもしれない。
取りあえず行くだけ行ってみようと決め、ダメもとで父親に最寄り駅まで
送ってもらえるよう頼んでみることに。
なぜダメもとなのかというと、父は毎回早めに(最低でも1日前)に行っておかないと
しぶって行ってくれない、又は半切れになるからだ。
(゜A゜)私「駅まで送って」
(`Д´)父「あぁ?何で?」(ちょっと不機嫌)
(゜A゜)「友だちのお守り買いに○○まで行きたいから」
(`Д´)「は!?○○!?遠いな!!台風来てんねんぞ!!」
(゜A゜)「わかってるけど今日しか行けへんもん」
(`Д´)「…わかった、早用意しぃ」
(゜A゜)(あれ?いつもよりすんなり…)
父の気持ちが変わらないうちにと急いで用意して車に乗り込んだ。
すると父は駅と逆方向へ車を走らせていく。
(゜A゜)「え??駅逆だよ」
(`Д´)「…台風危ないから○○まで送ったる」
Σ(゜A゜)「!?…あ、あぁ…」
私は驚きすぎて言葉を失った。なぜなら行き先は車で行っても片道1時間はかかるのだ。
いつもの父ならば明日から仕事の上いきなり頼んでそんな長距離送ってくれるわけがない。
(゜A゜;)「…父さん、どうしたの?頭打った?」
(`Д´)「あぁ?行かへんぞ」
(゜A゜;)「ごめん…」
小田和正メドレーが流れる中終始無言の2人。
仲は悪くないが日頃からあまり会話をしないため当たり前といえば当たり前なのだが、
少し気まずかったため何回か私が話を振りつつ車は目的地へ。
長いので続きます。

25: おさかなくわえた名無しさん 2012/10/01(月) 21:49:46.87 ID:2ezcy8GR
目的地では雨は降っていたが風はあまり強くなくお目当てのものは無事買えた。
駐車場で待つ父のもとへ帰る途中ふと自販機が目に入り送ってくれたお礼にと飲み物を買うことに。
しかし自販機には『つめた~い』しかなかった。
さすがに売店は台風のため閉店していたので仕方なくつめた~い120円のコーヒーを買って車へ。
(゜A゜)「お守り買えたよ。はい、コーヒー」
(`Д´)「お、さんきゅー…冷たっ!!」
(゜A゜)「自販機に冷たいのしかなくて…コンビニであったかいの買ってこようか?」
(`Д´)「いや、これでいい…(ゴクゴク)」
(゜A゜;)(寒そう…)
帰りも他愛のない会話をぽつりぽつりとしながら1時間かけて帰った。
そして家に着く直前にお礼を言っていないことを思い出し
(゜A゜)「…父さん、送ってくれてありがとね」
(`Д´)「…おぅ」
返事をしたときの父の横顔がなんだか嬉しそうに見えた。
家に帰り、寒かったためお風呂を沸かした。
さっき冷たいコーヒーを飲ませてしまった罪悪感があったため、父に一番風呂を勧めた。
父が上がってから私も入り、リビングで休憩している時に母が話しかけてきた(父は別室)。
(・∀・)母「△△(私の名前)がコーヒー買ってくれたってパパ喜んでたよ」
Σ(゜A゜)(あの冷たいコーヒーで喜んだの!?)
(・∀・)「それにお風呂沸かしてくれたっていってスキップしてたよ」
Σ(゜A゜)(ススススキップ!?)
なんでも私がお風呂に入っている間父はずっと(*´∀`*)こんな顔をしながらそればっかり言っていたらしい。
そして私が上がったのに気付いて自室へと足早に退散したそうな。
(・∀・)「しかもね、△△が駅に送ってくれって言った時に、私の顔見て
     あ、危ないから○○まで送った方がいいかなぁ(´A`;)ハラハラ、って言ってきたんよ」
(゜A゜)ポカーン
いつもは厳しくて無愛想であまり会話しない父親がそんな風に心配してくれたり
たかだか120円の冷たいコーヒーを買ったり、ありがとうと言っただけで喜んでくれたのは
私にはとても衝撃的であり、不覚にも萌えてしまった。
今度の休日は久しぶりに一緒にキャッチボールに誘ってみよっかな。
私も父の生の(*´∀`*)顔がみたいし。