引用元:何を書いても構いませんのでpart9@ほのぼの絵にっき
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2019-2-13-3
264: なーなしさん! 2018/10/12(金) 00:59:17 ID:
2歳の頃から21年住んでいた実家を出て早くも10年
私が育ったその実家は現在築45年。

9月6日の大地震で元々ボロかった家がピサの斜塔ばりに更に傾き、ついに玄関のドアが開かなくなってしまった。
地震が起きる前から9月末に帰省する積りでいて、
実際きてみるとガラスが割れたりアスファルトが割れてしまったりと結構ひどくなっていた。


保険屋やリフォーム会社、市役所のそれぞれに査定してもらったところ、
リフォーム会社→一部損壊
保険屋→半壊
市役所→半壊
という衝撃的な査定が出てしまった。

私の両親はもうすぐ70を迎えるという歳になっていて、
さすがにいまからローンを組む事もできず、
今回の帰省はこれからの親子の在り方、老後の話し合いになった。

そしてついに両親は約半世紀弱がんばってくれたこの我が実家を手放すことに決めたのだ。


私はそれから近所を子供を連れて散歩をした。
私が昔、遊んでいた公園を巡るコースにしてみた。

あぁ、ここでケガをしたよな
ここでは木登りをして上から下を眺めたな
ここの公園では好きな人と遊んだなだとか

昔の事を思い出すと鼻の奥がつーんとした

次帰省するときにはもうきっと私の両親は引っ越していて、ここにはもう来なくなるんだろう
思い出の風景を写真に収めながら、青春が終わったような気がした。

267: なーなしさん! 2018/10/14(日) 00:58:58 ID:
>>264
切ないね…。いっぱい写真撮って、ご両親にも見せてあげてください。


私は実家を出て10年以上経ってて、その間に祖母が亡くなってる。けど私の中では祖母はあの家で生きてるので、家がなくなったら祖母までもう一度亡くすようなものなんだ。祖母のお葬式でほとんど泣かなかった分、ボロボロ泣いてしまう気がする。