引用元:(小さい)悪事を働く喪女(`・ω・´)* in もーじょこさん!
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「悪事風善事」のスレです


2019-11-21-3
273: なーなしさん! 2019/10/02(水) 07:46:46 ID:
お久しぶりの変顔165だが、お盆に実家に帰ったとき、過去にやっていた悪事を思い出したぜ。
ふらふらと実家から小学校の道のりの懐かしく歩いていたら喫茶店が。
『そういやここってNくんの親御さんがやってたな~』
と思いつつ入店。マスターはそのNくんになっていた。
何十年ぶりかの再会でカウンター越しにチョコパフェ食べながら話していたら、ふとそのNくんが俺に話してきたぜ。

小学生5年の6月くらいの時5年生全員で2泊3日の泊りがけの校外授業2日目は宿泊した少年の家の裏山を登ると言うもの。
一度に全員が頂上には行けないのでクラスの班毎に時間差で登る事に。
俺は出席番号が早いので早めの出発。Nくんは真ん中くらいでの出発になった。
2、3時間(だったかな?)くらいで頂上につき、先生からスタンプを押してもらい下山。
するとその途中でNくんと保険の先生を発見。話を聞くとNくんはもう疲労と暑さで動けないようだから同じ班の子はNくんを保険の先生に任せて頂上へ。
保険の先生もその場で他の生徒が道に迷わないようにいなければ行けない。かといってNくんをこのまま放置もどうするか悩んでいた。
Nくんは自分の不甲斐なさで泣いている。
そこでガキな俺はこんな悪事を提案した。
「俺がNくんを背負って頂上につれてくよ!」
同じ班のヤツらに俺とNくんの荷物を預けて下山して貰い、俺はNくんを背負って再び頂上へ。
何を隠そう、当時柔道をやっていた俺は無駄に体力があった。
Nくんを背負っての登山は結構しんどかった。笑
でもなんか泣いてるNくんをほっておけなかったのか、どんどんと頂上へ。
途中にいた各先生達はやたら頑張れ、あと少しだ!なんて声かけてきたっけ。
やがて頂上につき、水筒すらなかった俺達は先生の持ってたお茶を分けて貰い飲んだっけ。
下山する時はNくんも動けるようになり、自分の足で下山。

そんな話をNくんにされるまですっかり忘れてた俺。笑
Nくんから聞いてバーっと思い出しました。そして、
「あの時はホントにありがとうな」
ちょっと涙ぐむNくんに最大の悪事を企てた俺はこう言ってやったさ。
「じゃ、このチョコパフェは驕りな!」
二人して笑いながら、俺はまた東京に戻って着ましたよっと。


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悪事の後の酒ってうめぇんだなwww
悪事をすると清清しいものだな!
俺はその赤ちゃんに対して、必殺の顔芸をかましてやったぜ!
誰の声だったのか?ただの幻聴か?さっぱりわからないが、わかることはただ一つ。
まさか、またもや悪事に手を染める事になるとは・・・
俺は何故か突然、『この外人さんカップルに何かしてあげなきゃ!』なんて使命に目覚めてしまったわけさ
またもや外国人に悪事を働いてやったぜ!
帰ろうとした時「お兄ちゃんだけズルイ~~!!」とお子様の泣き声が聞こえてきた